第三回は、テイスティングをする際の流れについて、その①です。
文/富田 葉子
【目次】
①大まかな流れ
②ワインの注ぎ方
③グラスの持ち方
④外観の見方
⑤まとめ
①大まかな流れ
お顔の上から順番に、目・鼻・口と使っていきます。目で外観を、鼻で香りを、口で味わいを確認するのですね。そうして、テイスティングの主旨に合った総合評価や結論を導き出します。たとえばコンクール等では品種・産地・収穫年を当てたり、お店等では販売にあたって顧客ターゲットやシチュエーションを考えたり、その結論は様々です。
まるで探偵のように、一つのワインを外側から内輪へじわじわと分析して行って、推理して、結論にたどり着くのですね。楽しい工程です。
②ワインの注ぎ方
