ワイン映画でワインが飲みたくなるか? Vol.5 『ボトル・ドリーム』

コロナ自粛は残念ながらまだまだ続きそうである。店だろうが屋外だろうがウチの中だろうが、家族以外の人間とワインを飲んではまかりならんとお上から言われてしまったいま、巣ごもりして映画でも見ながら、一杯やるしかない。

そんなわけで今月の特集では、ワインをテーマにした映画を5本、筆者の独断と偏見で選び、見たらワインが飲みたくなるかを検証してみる。Vol.5では、アカデミー・デュ・ヴァンの受講生の皆様にはおなじみ、「パリスの審判」を題材にした、『ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡』(2008)を取り上げよう。

※「地球上で最大級の品揃え」を誇るらしい、某大手通販サイトのオンデマンドビデオ視聴サービスで見られるものから映画は選んでいるが(各原稿執筆時点)、視聴可能作品はどんどん変わっていくから、さっさと見てくださいね。


【目次】

1. 「パリスの審判」って?
2. シャトー・モンテレーナの映画
3. 映画と史実の違い
4. その他こぼれ話
5. 結論: ワインはどれぐらい飲みたくなるか?

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