旅するように学ぶワイン資格 ~WSG Essentialsの魅力

まるで旅する気分でフランス・イタリアのワインや食文化などについて学べて、それでいて資格まで取得できてしまう講座があることをご存知でしょうか。それが、Wine Scholar Guild (以下WSG) が運営する「Essentials」シリーズです。

Wine Scholar Guildは、アメリカに本部を置く教育機関であり、世界30カ国、5大陸でその講座が開講されている

本記事は、ワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン」が監修しています。ワインを通じて人生が豊かになるよう、ワインのコラムをお届けしています。メールマガジン登録で最新の有料記事が無料で閲覧できます。


【目次】
1. 広がる信頼と誇り:WSG認定資格の魅力とは?
2. 「旅をするように学ぶ」スマートで楽しいカリキュラム
3. こんなアナタにぴったり
4. 忙しい現代人こそ試したい
5. 効率的に学び、確実に合格へ!
6. 受講生の本音トーク:この講座、実際どうなの?
 Q. 学びの中で得られるものを教えてください
 Q. 心に残るエピソードは?
 Q. テキストとカリキュラムについて感想を教えてください
 Q. 試験のコツと感想があれば教えてください
 Q. 総合評価は?


1. 広がる信頼と誇り:WSG認定資格の魅力とは?

「先日、海外研修に行ったのですが、『カナダでWSGプログラムを教えているよ』、『イギリスで講義しているんだ』などと、講師たちが自慢げに語っていました。」そんなエピソードを話してくれたのは、ワイン講師の紫貴あきさん。最近では、SNSのプロフィールや名刺にWSG認定資格を堂々と記載する人も増えているとか。このように、いま世界各国に広く普及し、注目されているWSG認定「Essentials資格」とは一体どんなものなのか?その魅力を紐解いてみましょう。

2. 「旅をするように学ぶ」スマートで楽しいカリキュラム

WSGのプログラムは、受講者のレベルに合わせて段階的に学べる設計です。Essentialsは、上位資格Scholarプログラムに進むための基礎情報を効率よく身につける最適なステップとなっています。

全4回で構成されたプログラムは、フランスやイタリアを①スパークリング、②北部、③中部、④南部とエリアごとに分けて進行。それぞれの地域を深く掘り下げ、知識を体系的に習得できるようになっています。

最大の魅力は、「まるで旅をするように楽しく学べる」こと。テキストにはワインだけでなく、料理や地域の文化、観光に至るまで情報が満載です。定番の郷土料理だけでなく、少しマニアックなものも網羅。たとえばイタリアのサルデーニャ島では、「カース・マルツゥ」と呼ばれるハエの幼虫入りチーズまで紹介されています…。少々刺激的な例ですが、このプログラムで体感できる知識の旅の奥深さを物語っています。

しっかり学びながら、思わず笑顔になれる発見の連続。これこそEssentialsプログラムの醍醐味かもしれません。

3. こんなアナタにぴったり

Essentialsプログラムは、全4回というコンパクトな構成で、通いやすさが重視されています。特に、J.S.A.認定ソムリエ/ワインエキスパート資格試験、さらにはWSET® Level2やLevel3を修了した方には、まさに「次に進むべき一歩」と言えるカリキュラムでしょう。

このプログラムでは、1つの国を徹底的に掘り下げるため、有資格者でも「こんなこと知らなかった!」という新しい発見も。さらに、テキストや問題は英語で提供されているので、「英語でワインを学びたい」という目標を持つ方にも理想的です。

新しい視点を得ながら、学びの深みを楽しむ――そんな贅沢な体験を求めている方に、この試験はぴったりなのです。

もちろん、有資格者でなくてもアカデミー・デュ・ヴァンの初心者講座Step‐Ⅰを終えた受講生でも楽しむことができます。

4. 忙しい現代人こそ試したい

この講座の受講費には、約100ページのテキストに加え、オンライン教材やゲーム感覚で学べるオンライン問題が含まれています。スマートフォンさえあれば、通勤時間やちょっとした休憩中でも学習が可能。手軽さは現代の学びの強い味方です。

全4回のレッスン終了後には試験が用意されていますが、この試験費用も受講料に含まれているのは嬉しいポイント。さらに、受験スケジュールが合わない場合でも、1年以内であれば別の期間に試験を振り替えることが可能です。この柔軟性は、忙しい現代人にとって非常に心強いものです。

5. 効率的に学び、確実に合格へ!

Essentials試験の世界平均合格率は85%。さらに安心できるのは、試験範囲があらかじめ明確に示されている点です。例えば、細かい歴史年表やテキスト内のコラム、料理の詳細からは出題されないことが周知されています。覚えるべきポイントが絞られているため、学習の効率が上がること間違いありません。

試験問題は、テキストやオンライン問題集に準じた内容から出題されます。つまり、範囲外の「サプライズ問題」はなし。これは受験生にとって非常にありがたい設計と言えるでしょう。必要な知識を確実に身につけ、試験合格という目標に集中できる環境が整っています。学びの旅を楽しむ上で、これほど頼れるパートナーはないかもしれません。

6. 受講生の本音トーク:この講座、実際どうなの?

高沢義徳さん

ここからは、実際に講座を体験した受講生のリアルな声をもとに、その魅力を探っていきましょう!お答えいただいたのは、2024年秋受験の高沢善徳さんや、横谷安代さんをはじめとした受講生です。

Q. 学びの中で得られるものを教えてください

フランス&イタリア旅行気分で現実逃避!
「講座を受けると、フランスやイタリア旅行に行きたくなる!」という声が続出。各州の雰囲気がリアルに感じられる内容は、単なる座学にとどまらず、現地の風景や文化を脳内トリップできるのが人気の秘密。なんと、受講後にテキストを片手にフランス旅行へ出かけた人も!

資格取得後のブラッシュアップに最適!
「ソムリエ試験後の知識整理に役立った」、「試験対策の深掘りができた」という声が多く寄せられています。すでに資格を持つ方がさらに知識を磨くために選ぶケースも多いようです。

Q. 心に残るエピソードは?

講師の語り口も人気の理由のひとつ。講師の実体験を交えたボルドーの講義を受けて、「マカロンを食べながらサンテミリオンの街を歩きたくなった」という横谷安代さんの言葉からも、その魅力が伝わります。ただ楽しいだけでなく、学んだ知識を接客で活かし、お客様に感動を与えたという実践的なエピソードも。講座は、単なる知識習得を超えた満足につながっているようです。

Q. テキストとカリキュラムについて感想を教えてください

テキストは「平易な英語で読みやすい」と好評。地域ごとに細かく分けられたカリキュラムのおかげで、負担なく体系的な知識が身につくとの声が多数。「立体的に理解できる」という意見も多く、単調な暗記学習ではないところが評価されています。

Q. 試験のコツと感想があれば教えてください

「ウワサ以上に難しい!」という声もありますが、履修要項(Learning Objectives)をしっかり読めば十分合格可能。「ゲーム感覚で楽しく挑戦できた」というポジティブな感想から、試験の緊張感さえも学びの一部にしてしまう仕掛けがうかがえます。

Q. 総合評価は?

「苦手意識があったイタリアワインも、素晴らしい授業と名所や食文化が学べるテキストのおかげで楽しく学べました。試験対策はクイズ形式で、とても楽しく学べるプログラムです。」とは高沢義徳さん。他にも、「網羅的に学ぶことで、ワインを味わう楽しさが倍増した」「ワイン選びの幅が広がった」「試験の合否に関わらず、受講価値がある」といったコメントが多く寄せられています。


WSGのEssentials講座は、単なる勉強ではなく、「ワインを通じた文化の旅」。そしてワイン経験がより豊かになる、そんな魅力を持つプログラムです。さあ、今度はあなたが、新しい資格試験に挑戦してみませんか。

ワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン」では、レベル別にEssentials講座、Scholar講座をフランス及びイタリアの産地国に絞って開講しています。

アカデミー・デュ・ヴァンで講座を探す

\無料説明会も開催しています!お気軽にご参加ください/

豊かな人生を、ワインとともに

(ワインスクール無料体験のご案内)

世界的に高名なワイン評論家スティーヴン・スパリュアはパリで1972年にワインスクールを立ち上げました。そのスタイルを受け継ぎ、1987年、日本初のワインスクールとしてアカデミー・デュ・ヴァンが開校しました。

シーズンごとに開講されるワインの講座数は150以上。初心者からプロフェッショナルまで、ワインや酒、食文化の好奇心を満たす多彩な講座をご用意しています。

ワインスクール
アカデミー・デュ・ヴァン