白ワインで作られるカクテルには何がある?その作り方とは

白ワインのカクテル

ワインの味わいは好きなのにもかかわらず、「甘くないから」、あるいは「アルコール度数が高いから」という理由であまり飲まない方も多いですよね。

せっかく味わいが好きなのに、飲まないという選択をするのはもったいないです。

甘くないからという理由なら「極甘口のワインを選ぶ」という方法もありますが、安いワインでも簡単においしく味わいたいという場合もありますよね。

甘さや、アルコール度数が理由なら、カクテルにして楽しんでみてはいかがでしょうか。

ご家庭でも簡単に作れる、白ワインを使ったカクテルをご紹介しますので、これを機にぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

なお、赤ワインを使ったカクテルについても知りたい方はこちらの「赤ワインで作られるカクテルには何がある?その作り方とは」をご覧ください。


【目次】

ワインを材料にして作った飲み物はチューハイとは呼ばない

白ワインを使ったカクテルには何がある?どうやって作るの?


では、上の目次に沿って「白ワインのカクテル」について説明します。

ワインを材料にして作った飲み物はチューハイとは呼ばない

白ワインのカクテル

チューハイやサワー、カクテル。
似たようなジャンルの呼び名がありますよね。

チューハイというのは、蒸留酒にソフトドリンクを混ぜて作った飲み物のことを指します。

蒸留酒というのは焼酎やウイスキーなどのことで、ワインは醸造酒ですので、蒸留酒ではありません。

つまり、ワインを材料して作ったカクテルはチューハイとは呼ばないのです。

また、サワーもおおよそチューハイと同じで、飲食店によってチューハイと表記しているところと、サワーと表記しているところがあります。

ですから、ワインを何かで割った飲み物はチューハイやサワーとは言わないのです。

ワインを使った飲み物=カクテル」これだけを覚えておけば、人前で恥をかくことはないでしょう。

恥をかかないためという意味でもう1つ知っておきたいことがあります。

カクテルには細いストローが2本ほど刺さっていることがありますよね。

あのストローは、基本的にはかき混ぜるために入っています。

もちろん好きなように飲むのが1番大切ですのでストローで吸って飲むのでもよいのですが、かき混ぜる用のものだと知っておくとよいかもしれません。

白ワインを使ったカクテルには何がある?どうやって作るの?

ワインを使って作った飲み物はチューハイではなく、カクテルと呼ぶのでしたね。

それでは白ワインを使ったカクテルにはどのようなものがあるのでしょうか。

ここでは6つの白ワインカクテルを見ていきましょう。

スプリッツァー

スプリッツァー

白ワインのカクテルと言えば、スプリッツァーを外すことはできないでしょう。

■スプリッツァーの材料
・白ワイン:90ml
・炭酸水:60ml

■スプリッツァーの作り方
白ワインと炭酸水をワイングラスに入れて、炭酸が抜けない程度に軽くかき混ぜれば完成です。
量を飲みたいという方は、白ワインと炭酸水を3:2の割合にして、お好みの量を作ってみてください。

キール

キール

キールは白ワインのカクテルのことですが、この白ワインを赤ワインに置き換えたものがカーディナル、スパークリングワインにするとキール・ロワイヤルとなります。

■キールの材料
・辛口白ワイン:160ml
・クレーム・ド・カシス(カシスのリキュール):40ml

■キールの作り方
冷やした白ワインと、クレーム・ド・カシスをワイングラスに入れます。
あとは軽く混ぜるだけ。白ワインとクレーム・ド・カシスの割合は4:1ですので、その割合でお好みの量を作ってみてください。

ワイン・クーラー

ワイン・クーラー

ワイン・クーラーは、赤ワインでも作れるカクテルとなります。フルーティーで爽やかですので、夏に合うカクテルの1つです。

■ワイン・クーラーの材料
・白ワイン:90ml
・オレンジジュース:30ml
・グレナデン・シロップ:15ml
・ホワイト・キュラソー:10ml

■ワイン・クーラーの作り方
クラッシュド・アイス(砕いた小さな氷)をグラスに入れます。そこへ白ワイン、オレンジジュース、グレナデン・シロップ、ホワイト・キュラソーを入れて軽くかき混ぜるだけです。

オペレーター

オペレーター

オペレーターは、ジンジャーエールを使った白ワインのカクテルです。

白ワインとジンジャーエールの相性もさることながら、そこに加わるレモンジュースがアクセントとなり、爽やかな味わいとなります。

■オペレーターの材料
・白ワイン:90ml
・ジンジャーエール:90ml
・レモンジュース:小さじ1杯

■オペレーターの作り方
白ワインとジンジャーエールを1:1の割合で入れ、レモンジュースを加えれば完成です。

フーゴ

フーゴ

フーゴの味わいは、モヒートをイメージすると分かりやすいかもしれません。

モヒートにはラム酒が使われますが、白ワインを使ってるのがフーゴです。

ミントとライムを入れれば、より美しくおいしく飲めるでしょう。

■フーゴの材料
・白ワイン:100ml
・炭酸水:100ml
・エルダーフラワーシロップ:大さじ1杯

■フーゴの作り方
白ワインと炭酸水を入れた後、大さじ1杯のエルダーフラワーシロップを入れてください。

最後はお好みでライムとミントを入れたら、爽やかな味わいのフーゴとなります。

ベレッタ

ベレッタ

ベレッタは、香り豊かですっきりとした味わいのカクテルです。

ベルモットやジン、キュラソーはお酒ですから、今回ご紹介したカクテルの中でもアルコール度数が高めの飲み物となります。

アルコールが得意でないという方はお気をつけてお楽しみください。

■ベレッタの材料
・白ワイン:90ml
・ベルモット:30ml
・ジン:15ml
・オレンジキュラソー:15ml

■ベレッタの作り方
白ワインとベルモット、ジン、オレンジキュラソーを入れて混ぜれば、ベレッタの出来上がりです。
割合としては6:3:1:1ですので、お好みの量を作ってみてはいかがでしょうか。

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まとめ

以上、白ワインのカクテルについてご紹介しました。

リーズナブルなハウスワインや、飲み残して酸化が進んでしまったワインは、カクテルにすればさらにおいしく楽しめることもあります。

白ワインそのままで楽しむのもよいですが、たまには趣を変えてカクテルにして楽しんでみるのはいかがでしょうか。

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