いつものお料理に少しだけ手をかけて、おもてなし仕様にランクアップ。おなじみの枝豆だって、ごちそうパスタの材料になります。フードフレンドリーな北イタリアの白ワインと合わせて楽しんでください。
レシピ・写真/太田 みお 文・編集/谷 宏美
【目次】
1. おもてなしポイント/リラックスしながら楽しめるショートパスタ
2. 材料
3. 作り方
4. 今回のペアリングワイン/クラウス・レンシュ ヴァイスブルグンダー・アンペルグ
1. おもてなしポイント/リラックスしながら楽しめるショートパスタ
枝豆とホタテのオレキエッテ
イタリア語で耳たぶを意味するオレキエッテ。その名の通りのユニークな形をしています。厚みがあるためゆで時間はロングパスタに比べて長め。ソースをからめるだけでおいしくいただけるだけでなく、時間が経っても伸びにくいので、おしゃべりしながらの食事にもぴったりです。取り分けもしやすいので大皿に盛ってもいいですね。
このオレキエッテに季節の豆をたっぷり使った色鮮やかな緑色のソースを合わせ、ホタテ貝柱のソテーも具材に加えてごちそう感のある一品に仕上げました。鮮烈な香りのミントがアクセント。旨みがたっぷり含まれた豆のゆで汁を活用して、少しゆるめにソースを作っておくと、冷めても固くならず最後までおいしくいただけます。はつらつとした酸のあるフレッシュなイタリアの山のワインが、リラックスした初夏の昼下がりを楽しくしてくれるでしょう。